大阪北部地震 ブロック塀倒壊

2018年6月18日7時58分頃、大阪府北部を震源として最大震度6弱の地震が発生しました。
多数の死傷者を出したこの地震で、大阪府高槻市の寿栄(じゅえい)小学校のブロック塀が倒壊し、登校中の小学4年生の女の子が下敷きになって死亡するという事故が起こりました。

 

1978年の宮城県沖地震をきっかけに1981年に建築基準法の改正があり、ブロック塀の高さは2.2メートル以下、1.2メートルを超す場合は補強のための「控え壁」が必要になりました。今回倒壊した塀は高さ3.5メートルで控え壁もなく、どちらの基準も満たしていませんでした。
塀は遅くとも1977年には設置されたようで、市が違法建築であったと認めています。

また、2015年に外部の防災アドバイザーからブロック塀の危険性を指摘されたにもかかわらず、市職員が目視や打診棒で点検を行い「安全性に問題ない」と判断していました。
2017年1月には3年に1度の法定点検があったにもかかわらず、点検を行った業者は特に指摘はしていなかったようです。

定期点検を行う業者の中には格安で業務を受注し、現地の確認をほとんど行わずに「点検済」「問題なし」とするような悪徳業者もいます。
特定建築物所有者の方は、点検を依頼する有資格者が信頼できるか、経験や実績は豊富か、などきちんとご自身で選定し、正しい点検・報告・是正のアドバイスなど行える者へ依頼をしてほしいと思います。

 


関連ニュース一覧へもどる>>

PAGE
TOP